ZZ-Rメンテ、その2
昨日のレポート、ZZ-Rのメンテ、つづきです。
バッテリー保護の為に、ポジションランプをLEDに交換していたんですけど、明るさが足りない。
差が判らんかった
orz
続いて、ブレーキパッドの交換です。
ECOって言葉に弱い気がする。
赤い点線のように、パッドが入っています。
カバーを外しましょう。
パッドがちょろっと
見えてきます。
ピンを抜くために、クリップ(ドライバーの先の丸く見えるモノ)を先に抜きます。
クリップを抜きました。
引っ張って抜きます。
このくらいの数です。
ちゃんと見比べて、同じ形状であることを確認しましょう。
それでね、古いパッドを抜いて、新しいパッドに交換すれば、良いってわけじゃないんだな。古いパッドは摩耗してて、新しいパッドよりも、薄いわけです。だから、厚みの分、ブレーキキャリパーのピストンを引っ込ます必要があるわけよ。
古いパッドをもう一度、差し込んで、ラジペンの先っちょで開くだけで、良いのさ。
(画像は、フロントです、リヤは真下になっちゃうので、写真を撮れませんでした。)
対向式のキャリパーは、両方を同時に開くようにしないとダメポ!
なんだか、なんの機能のために付いているのか、イマイチ不明な
(戻りの調整しているのか?ウェアインジケータ[残量警告]か?)
ピンと、クリップ付けて、カバーも付けて、はい完了。
続いて、フロントでごんす。
パッドが見えてきます。
(ピンは一本)
リヤと同じように、
クリップ抜いて、
ピンも抜きます。
ラジペンで広げ(ピストンを押し戻し)
ピンを差込み
クリップも差込み
元のように戻して、
完了です。
とっても簡単ですね。
注意しなきゃならないことを書いておきます。
1、パッドを外しているときにブレーキの操作はしないこと。(ピストンが出てきて、パッドが入らなくなります)
2、対向キャリパーのピストン戻しは、全てのピストンを同時に戻すこと、(片方を戻すと、反対側がでてくるだけで、いつまで経っても、パッドが両方入る状態になりません。)
3、ピストン戻しは、ブレーキフルードをパイプ経由でマスターシリンダーに戻すことになるので、じっくり時間を要します。(ちょっと力を加えたからって、動いている感じはしませんが、しばらく、力を加え続ければ、ゆっくり戻って行くはずです。)全く動かない場合は、ピストンの固着が考えられますので、それは、それで、キャリパーのオーバーホールが必要になるだけです。初めてのパッド交換にチャレンジしている人は諦めてください。
4、作業が完了したら、乗り出す前に、ブレーキレバー、ペダルを何回か操作して、ブレーキタッチが元に戻っているか確認してください。(最初の1,2回は、タッチふにゃふにゃです)
5、新品のパッドは、ディスクローターとの接触面に当りがついていませんので、最初の数十キロくらいは、効きが悪いです、安全な速度で走行してください。
最後にコレ見て、作業して、なんらかのトラブルが発生しても、当方に責を求めないでくださいね。自分で作業するなら、自分で全責任を持つつもりでね。
自信がないなら、プロに任せましょう。(やってみれば、なにも難しくないんだけどね。)
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コメント
この記事を参考に、リアブレーキのパッド交換しました。おかげさまでペンチ一本で交換できました。ありがとうございます~
お礼まで。
投稿: ケビン | 2011/04/05 20:53
お役に立てたようで、書いたワタシ自身も嬉しい限りです
投稿: スクラフィー | 2011/04/07 00:07
詳細はブログに書きますね。
次回はフロントにも挑戦してみたいと思います。
投稿: ケビン | 2011/04/07 14:56
了解ですう!(笑)
フロントは対向4ポッド(ZRXは6ポッドかも)なので、キャリパーピストンの押し戻しに一工夫必要かもしれませんが、機構は同じなので、落ち着いて冷静に作業してください
(リヤの対向2ポッドと比較して)
投稿: スクラフィー | 2011/04/08 06:30